夫の駐在先への渡航に向け、息子のパスポートを申請しました。首すわり前の息子の証明写真も自分で撮影したので、参考にしてみて下さい!

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頑張る前に確認…費用は会社もち?
証明写真代を含む駐在員家族のパスポート申請費用は、渡航費用として会社が負担してくれる場合も少なくありません。
私は当初、費用節約の為写真屋さんに頼らず自分で撮影・印刷しようと思ったのですが、途中でその費用が会社負担であることに気づきました。であれば、ぶっちゃけ頑張る必要無いってことです(笑)
正直、育児の合間を縫って赤ちゃんの証明写真を自分で撮影・印刷するのは結構大変です。
もし会社負担なのであれば頑張って手作りしないで写真屋さんに頼んでしまえば良いと思いますので、まずは渡航費用として会社が証明写真代を負担してくれるか確認するのがオススメです。
我が家の場合は会社負担でした。
しかし、しかし、うちの近所の写真屋さん(スタジオマリオ・カメラのキタムラ)では、「椅子に座れない首すわり前の赤ちゃんの証明写真は撮れない」と言われてしまった為、結局自分で撮影することになったんです^_^;
首座り前の赤ちゃんの証明写真、撮影
ということで、結局私は証明写真を自宅で撮影することに。
用意したもの
用意したのはコチラ。
マット、スマホ、白い布、音の出るオモチャ。

マットは普段遊んでいるサニーマット。ここに白い布(シーツなど)を敷いてゴロンさせて撮影する作戦です。
撮影はスマホ(iPhone7)とデジカメ(6年くらい前のSony のコンデジ)両方試しましたがスマホで十分でした。画質も良いし、連写の速度も速いし手軽に撮れる。実際、今回のパスポートはスマホで撮影したものを使いました。
撮影のポイント
今思うと撮影のとき注意すべきはこんな点だったと思います。
- できる限り背景にシワ・影が無いように撮る
- 寄り過ぎず少し引きで撮る
- 服は背景と同化しない色にする
外務省のこちらのサイトによると…
背景については、無地(均一な)の淡い色とし、顔及び髪とのコントラストをはっきりさせること。また、被写体や背景に影が作られていないこと
とのこと。なので布には事前にアイロンをかけ、シワや影には気を付けました。
パスポート用の証明写真には決まった規格があるので、柔軟にトリミングできるようやや引きで撮るのがオススメです。
↓こんなかんじで「顔の縦の長さは写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)」にする必要がある上、頭の上に余白も必要です。

顔がまんまるの赤ちゃんの場合この規格に正確に合わせるのは難しいですが、なるべく条件を満たしておくのが安全でしょう。
それから服は白や薄い色など背景と同化しない色が良いと思います。
私はなぜか白い服を着せて撮影してしまいました。そしてあまりにも影が写り込んだので後で背景を消す処理をしたのですが、この時服と背景が同化してしまった為メチャクチャ苦労しました…。
①ゴロンで撮影
こんなかんじで布の上にゴロンさせて、連写しまくりました。
(※本番はもっと真上から撮ってます!)
助っ人として母に手伝ってもらい、オモチャを鳴らして目線をカメラに向けてもらいました。

しかし…!!
うちの子、強烈な向きグセがあり平らなマットの上に仰向けにすると強烈に右を向いてしまいお話になりませんでした。
そこで次なる作戦に出ることに。
②ベビーチェアで撮影
そう、こちらのベビーチェアで撮影することにしたんです!(トラベルシステムのベビーシートで、チェアとしても使えるもの。)

傾斜がありすこし起き上がった状態で撮れるし、頭の部分にクッションがあり向きグセをサポートしてくれました!
こんなかんじで布を敷きます。

そして撮れた写真がこちら。

なぜか途中から下の布をタオル生地にしてしまったんですがこれは本当にオススメしません…。影ができるし背景を消すのが難しくなります。
が、まっすぐカメラ目線だし良い表情のものが撮れましたのでこれを使うことに!!
でもやっぱり背景の影とタオル感が気になるので、自力で背景を消すことにしました。
背景消し
背景を消す作業、うまく写真が撮れて影やシワが写っていなければ本当は必要ないと思います。
消す方法は例えばこんなものがあります。
- フォトショ
- アプリ「背景透明化」
- 写真屋さん
我が家の場合ガッツリ影が写ったので、自力でフォトショを使い背景を消して白にしました。
フォトショがない場合、背景消しはコチラのアプリがオススメ。かなり綺麗に消せます!
またカメラのキタムラなど、写真屋さんにデータを持ち込み背景を消して現像してもらうこともできます。もちろん有料ですが。
規定サイズに加工
写真ができたら、規定のサイズに加工します。
加工アプリはこちら2つを試してみました。
美肌証明写真の方は、頭のてっぺんとアゴの位置にガイド線があるので便利でした。
こんな感じで仕上がるので、これをコンビニで写真印刷します。

(ちなみにこれは「履歴書カメラ」でできた画像。)
コンビニ印刷
コンビニ印刷、手順はこちら。
- 専用アプリをダウンロード
- アプリの指示通り写真をネット上にアップロード
- コンビニのプリンターで写真印刷を選択
- プリンターに写真を送信、印刷
ネットプリント専用アプリはこちら。
セブン
ローソン・ファミマ
実際コンビニで印刷してみると縦横の長さが微妙にズレたので、何通りか印刷しました^^; 念の為コンビニに小さい定規を持って行っちゃうと良いかも。。
パスポート申請での注意

証明写真が印刷できたらいざ、パスポートの申請へ!
ここで気をつけるべきはこんな点だと思います。
- 証明写真は何通りか持参
- 申請書のサイン欄は綺麗な字で書く
パスポートセンターでは、申請書に写真を貼り窓口に提出するのですが、写真に関しては結構ちゃんとチェックされるみたいです。(担当者にもよると思いますか。)
ということを事前に聞いていたので、万全を期す為2通りの証明写真を持って行きました。
よりお気に入りの方の写真をまず提出。
すると担当者はこの図が印刷された透明フィルムを写真にあて、ちゃんと寸法を確認していました。

何か言われるかな〜と心配しましたが、無事に受理されました!!
サイン欄は綺麗な字で!
申請書のサイン欄は是非とも渾身のキレイな字で!
なぜなら、それがそのままパスポートの顔写真ページ右下に転写されるからです。
私はそうとは知らずにキッッッタナイ字で走り書きしたんです。
そしてこんなかんじに仕上がりました。

字が書けない子供のサイン欄は、
子供の名前
自分の名前(母)代筆
となります。写真では名前を隠しちゃってますがまぁそれはそれは汚い字で…。
息子に申し訳ないと思ったので、パスポート申請書のサインは是非ともキレイな字で書くことをオススメします!!!
何はともあれ、無事にパスポートを取得できました。
多少手間がかかっただけに感慨深い…
けど、時間があるなら首が座るのを待った方が絶対ラクです(笑)