
出産準備で買い揃える物の中で「大物」と言われるベビーカー。
サイズもお値段もほかのベビー用品と比べ、抜きん出て大きいのがその理由です。
そのため世の中のプレママさんたちはベビーカー選びに悩まされるわけですが、例に漏れず私も悩みに悩んだ一人です。
検討の結果、我が家はApricaの”スムーヴ トラベルシステム”に決定したわけですが、その決め手などなどをご紹介します♪
Contents
トラベルシステムとは?

そもそもトラベルシステムとは、ベビーカー・チャイルドシート・ベビーキャリーなど多機能を集約したシステムの事。
例えば、赤ちゃんの乗ったベビーシートを車から取り外してベビーカーに装着・そのまま移動することができたり、取り外してお部屋の中に持っていけばロッキングチェアとしても使えます。その間、赤ちゃんをシートから抱き上げる必要がないので寝ていても起こしてしまう心配がありません。
機能面に優れ、欧米では一般的なシステムです。
トラベルシステムに決めた理由は?
私がトラベルシステムに決めた第一の理由は、「面白そうだから」です(笑)
もともと登山用品や便利グッズなど、多機能系商品が結構好きなので食いついてしましました。
第二の理由は(というかちゃんとした理由は)、向こう4,5年間、車中心の生活をする予定だからです。
私は今長野県に里帰りをしており産後半年間ほどここに滞在予定ですが、ここは日本の地方都市らしく完全な車社会で、電車やバスはほぼ使いません。
我が子が産まれるのは長野県という雪国の冬。この時期、外出しようといざ車に乗ると車内は冷凍庫のように冷え切っていて、座席も氷のようになっています。
トラベルシステムであれば、暖かい家の中でベビーシートに赤ちゃんを乗せてからベビーシートごと乗車できるので、氷のような温度のベビーシートに乗ってもらわずに済みます。
また私は産後半年たったら夫の赴任先のジャカルタ(インドネシア)に子供を連れて戻る予定ですが、実はこちらも完全なる車生活。
現地は治安がよろしくなく、また交通インフラが発達していない為外出はどこへいくにも必ず車となります。(現地では外を徒歩5分以上歩くことはほぼありません。車の運転はインドネシア人のドライバーさんにお願いしています。)
ということで、今後の我が家のライフスタイルを考えるとトラベルシステムのベビーカー・ベビーキャリアが活躍してくれそうだと思いました!
実際にトラベルシステム使用中の友人に感想を聞いてみた!
私には都内在住でありながら車中心の生活をしている友人がいて、その友人がトラベルシステムを愛用しているので実際使ってみての感想を聞いてみました。
ちなみに友人が使っているのはコスパとベビーシートの軽さで選んだJoieの三輪とのこと。
<メリット>
- とにかく楽!
- 清潔(出先で子供を寝かせる場所に困らない)
- ベビーカーの上にベビーシートをセットするので衝撃や振動が直接赤ちゃんに伝わらない
<デメリット>
- ベビーカー自体が重い(三輪タイプの為)
- ベビーシートをつけた状態だとベビーカーをたためない。が、たたまないといけないシチュエーションはあまりなかったそう。
総じてとても気に入っているようでした!
我が家のベビーカー候補
トラベルシステムも、海外メーカーを中心に沢山のブランドが商品を出しています。
その中で①ビベーシートの軽さ、②ISOFIX対応、③ベビーカー自体を新生児から使える、④パンクしないタイヤ※という点を重視してまず我が家の候補となったのがこの3つ。
※ちなみにこれは後々インドネシアに持っていく為。日本で買ったベビーカーが現地でパンクした場合メンテナンス不能という悲しい自体になるので…。
①Joie(ジョイー)「軽量ベビーカーair+ベビーシートJuva」
ビベーシートは2.9kgという軽さ。さらにベビーカー自体も5.0kgと軽く、畳んで車に乗せるのも楽々そうです!
私はKATOJIの豊洲店で見本品を見せてもらいましたが、折りたたみも取り回しも楽チン、ベビーシートの脱着も一人で簡単にできました。
ベビーカー自体の軽さを重視するならこちらで決まりだと思います。
ただ実際に見てみて個人的に気になった点は、ベビーカーにやや簡素感(ちゃっちい感)がある点、ベビーシートの幌がたためなくてちょっと邪魔になりそうな点、ベビーカーの幌にメッシュ部分がないので、押している間赤ちゃんの様子が見えない点です。
ただし海外モノなのにコスパは最強。1歳半までベビーシートを使った後は、同じベースでそのあとずっと使えるチャイルドシートに乗り換えも可能です。
②Joie(ジョイー)「3WheelベビーカーLiteTrax+ベビーシートJuva」
①と同様イギリスのメーカーJoieのトラベルシステム。ベビーシートは①と同じJuvaですが、ベビーカーが走行性と安定感重視の三輪シングルタイヤのものです。
こちらも同じくKATOJIの豊洲店で見せてもらいましたが、もう、ベビーカーの作りはシッカリしていて、安定感がスゴイです…!
走行性は申し分なく、片手でスイスイ押せるし、片手でクルッと小回りも利かせちゃえます。デザインもシンプルでオシャレ。折りたたみもワンタッチです。
こちらの商品も見た目の立派さからはとても想像できないコスパの良さです。
気になる点はやはりベビーカーの重さ9.3kg。なかなかの重量級です。また赤ちゃんが座るシート部分は取り外しや丸洗いは不可。日本のベビーカーに比べるとクッション性が乏しそうに見えました。ただしそれらの点はベビーカー用のクッションを買って敷くことで対策できそうです。
また、前後方向にもやや大きめの本体になるので身長154cmの私が押すとちょっとベビーカーの前が見えづらい(死角になる)気がしましたが、その点は仕方ないと思いました^^;
③Aprica「スムーヴ トラベルシステム」

こちらは日本のメーカーApricaのトラベルシステム。
ベビーシートは超軽量、2.6kg!
そしてさすがは日本メーカー。ベビーシートやベビーカーのクッション性や通気性もバッチリですし、取り外して洗うことも可能です。
三輪でこちらも安定感と走行性はバツグン、片手でもスイスイ動かせちゃいました。このあたりの操作性は②のライトトラックスとではほぼ同じなのではないかと個人的には思います。本体の重さが気にならなくなるくらい、このスイスイ具合はクセになります(笑)
もちろん折りたたみもワンタッチで簡単。ベビーカーの幌もとても大きく、日差しをばっちりと遮ってくれそう。デザインもシンプルで良いです!

それから座面が58cmでなんだかとってもハイシート。日本の夏やジャカルタでの日光の照り返しも何のそのですね。
また①②にはないハンドルブレーキがついています。坂道など、本体が重いのでこのブレーキがある安心感は大きいと思いました。
気になる点は、まず②のライトトラックス同様ベビーカー本体の重さ、9.5kg。
それから、私は日本橋三越で見本品を見せてもらったのですが、ベビーカーに装着したベビーシートを外すのが結構難しい。ロック解除に必ず両手を使う必要があります。赤ちゃんが重くなってくるとさらに難しくなってくるのでは…。ただしこの点は、おそらく頻繁にベビーシートを脱着するのが生後半年ほどである点、その時期私と赤ちゃん二人で出かけることはまず無いことから、問題なしと判断しました。
それから、Joieの商品と比べるとコスパは良くありません!
ベビーカーのみで67,000円 。日本メーカーらしく至れり尽くせりな工夫がされており機能の網羅性が高いので納得ではあるのですが、コスパ重視の場合は躊躇する値段かも知れません。
Apricaにした決め手

その後悩みに悩んで、結局上記3つの中からAprica「スムーヴ トラベルシステム」に決定したのですが、その決め手となった事項は以下。
- ハイシート
- 幌が大きい
- 通気性
- 走行性。押していてストレスフリーなものが良い
- 重さは気にしない!
特に赤字にした最初の3つは、ジャカルタでの生活対応です。
ジャカルタは高温多湿。日差しの地面からの照り返しが強いためなるべくハイシートのものが赤ちゃんが快適に過ごせると考えました。同じく幌が大きいことも日差し対策です。
通気性の良さについては、汗っかきで毎日汗びっしょりになっている夫のたっての希望です。ジャカルタで生活する男同士、息子には通気性の良いベビーカーに座らせてあげたかったらしいです(笑)
ベビーカーの重さについては、結局持ち上げる機会は車への乗せ下ろしの時だけなので、あまり気にしないことにしました。
ということで、めでたくベビーカーが決まりほっと一安心です。
私は楽天のこのお店で購入しました。
買うと決めたベビーカーですが、なかなか大きなお買い物なので割引やポイント還元などを考え、どこで買うかも色々と吟味しました。
このApricaのトラベルシステムはアカチャンホンポで取扱があります。なのでポイント還元率が良い時に買うのもオトクですが、我が家は近くに店舗が無くあまりポイントの意味がありません。
三越ならば正規品の安心感がありますが、定価になってしまう…。
結局、ポイント還元率が高かった為楽天のこちらのお店で購入することにしました。
(時期と会員ステータスによりますが、私が購入したときはポイント13%還元でした!)
届いた時の写真はこんな感じ!きれいに梱包されちゃんと届きました。また50日先まで配送日を指定できたので、かさばる商品ですが早めに発注し予定日付近に届けてもらうことができました。




長ーい記事になってしまいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました!
産後、また使用感をレビューしていきたいと思います!